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発表 寒冷地のトンネル覆工における劣化過程のミクロ同定

作成年度 2010年度
論文名 寒冷地のトンネル覆工における劣化過程のミクロ同定
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成22年度全国大会第65回年次学術講演会
誌名(No./号数) 第65回年次学術講演会講演概要集
発表年月日 2010/09/01 ~ 2010/09/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
東京都市大学大学院近野 正彦(KONNO masahiko)
東京都市大学須藤 敦史(SUTOH Atsushi)
寒地構造チーム佐藤 京(SATOH Takashi)
寒地構造チーム西 弘明(NISHI Hiroaki)
抄録
北海道では昭和30年代後半から道路整備に伴うトンネル建設が進んでいるが、今後多くのトンネルで補修・補強などのメンテナンス・維持管理などが求められる。構造物の将来予測はマルコフ連鎖モデルによる推移確率が用いられているが、アルゴリズムが確立されていないのが現状である。本研究では、①トンネル個々の劣化推移の同定、②トンネル覆工の特定箇所における劣化推移の同定を実際に北海道内のトンネルで実施された点検データから試みている。[*]結果は以下のとおりである。在来トンネルにおける経年劣化の時間推移は経過年数に伴って増加(劣化)する傾向を示し、平均的な劣化率は 0.452/Year(10~30年)、1512/Year(31年~)を示すことが判明した。したがって、実際に実施された点検データから、トンネル覆工のマルコフ連鎖モデル(推移確率)が求められる。
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