作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 地震の発生確率を考慮した橋梁構造物の地震被害推定手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成22年度全国大会第65回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 第65回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2010/09/01 ~ 2010/09/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 佐藤 京(SATOH Takashi) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
抄録 |
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地震災害後、二次災害抑制や迅速な災害復旧の実施には、事前対策に加え、シミュレーション等ソフト的に地震被害を軽減するための道路構造物の被害推定技術を確立することは重要である。既報では、北海道で想定される全地震発生源に起因する地震によって生じる道路構造物の被害推定手法を提案した。この考え方は、最悪の被害シナリオと言える。これらに基づいてリスク抑制を実施するためには、事前対策に多大な費用を要する。そこで、リスクレベルに応じた事前対策の優先順位の設定を行うことが肝要である。これを判断する一つの方法として地震の発生確率を考慮した地震荷重により被害推定を行うことが挙げられる。本論文では地震の発生確率を考慮した、橋梁構造物の地震被害マップを作成し、札幌市と釧路市の周辺地域を対象として被害推定手法の検証を試みた。[*]その結果、内陸活断層が幾つかある札幌市周辺では、発生確率を考慮することで被害橋梁が少なくなること、また海溝型地震による危険度の大きい釧路市周辺では発生確率を考慮しても、被害橋梁の数および分布は変わらないことが明らかとなった。 |
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