国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 RELATIONSHIP BETWEEN THE GROWTH AND PLANTING BASE OF ROADSIDE SNOWBREAK FORESTS

作成年度 2010年度
論文名 RELATIONSHIP BETWEEN THE GROWTH AND PLANTING BASE OF ROADSIDE SNOWBREAK FORESTS
論文名(和訳) 道路防雪林の生育と植栽基盤について
論文副題
発表会 第9回 日中冬期道路交通ワークショップ
誌名(No./号数)
発表年月日 2010/09/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム上田 真代(UEDA Masayo)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
雪氷チーム伊東 靖彦(ITO Yasuhiko)
道北支所高玉 波夫(TAKADAMA Namio)
道北支所下道 純(SHITAMITI Jun)
抄録
道路防雪林とは、道路上の吹きだまりや視程障害を緩和するために道路沿いに植栽される林帯である。[*]一般に道路防雪林は幼木で植栽されるが、植栽後初期の生育の遅れが認められる箇所が存在する。道路防雪林は一般の森林と異なり、人工的に造成された生育基盤上に植林される。しかし、このような人工地盤への植林事例に対する初期生育不良の原因については、調査報告が少ない。[*]そこで、道路防雪林の初期生長期における生育不良の要因を把握するため、生育基盤である土壌の物理性に着目し、調査を実施した。[*]その結果、いくつかの試坑で滞水が確認されたが、これらの箇所は滞水が確認されていない箇所に比べ生育不良の傾向にあった。透水性の悪い土壌では根腐れにより植栽が枯死することから透水性不良が生育不良の大きな原因と考えられる。[*]また、全体的に土壌硬度や土壌密度が大きいほど生育不良の傾向にあった。
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