作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 泥炭農地におけるホタテ貝殻の暗渠疎水材への適用性に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 技術協第84号【寄稿】 |
誌名(No./号数) | 技術協第84号 |
発表年月日 | 2010/09/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム | 岡村 裕紀(OKAMURA Yuuki) |
資源保全チーム | 大深 正徳(OFUKA Masanori) |
資源保全チーム | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
抄録 |
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泥炭地は水はけが悪く、農地利用のためには暗渠排水が不可欠である。昨今、ホタテ養殖産業の盛んな地域に近い泥炭農地では、泥炭土壌よりも密度が小さく、かつ透水性が高いことから、ホタテの貝殻を疎水材として使用する例が多くなっている。しかし、ホタテ貝殻は酸に溶けやすいため、酸性の比較的強い泥炭土壌中において、排水性および形状を保ち続けることが可能なのかという懸念がある。そこで本研究では、ホタテ貝殻の疎水材型暗渠を施工した泥炭農地において、施工後11年目における地下水位、排水量、疎水材性状等の調査を実施し、過年度の調査結果を加えた考察を行い、疎水材型暗渠の長期供用後の排水機能および疎水材性状を検討した。[*]その結果、疎水材の著しい破損や細片化はみられず長期供用後も必要な排水機能を有していることが確認された。 |
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