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発表 防波護岸における防砂シートの耐久性と対策工に関する現地実験

作成年度 2010年度
論文名 防波護岸における防砂シートの耐久性と対策工に関する現地実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部 年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/02/05 ~ 2011/02/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒冷沿岸域チーム菅原 吉浩(SUGAWARA Yoshihiro)
寒冷沿岸域チーム上久保 勝美(KAMIKUBO Katumi)
寒冷沿岸域チーム山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji)
北海道開発局岩田 真(IWATA Makoto)
抄録
防波護岸における現行規格の防砂シートの耐久性を現地実証実験により確認するとともに,シート損傷対策工として,質量や伸び率が大きいシートや,粒径の小さい砕石によりフィルター層(以下F層と略す)を形成することによる効果を検討した.検討の結果 水深が浅い場所に施工されることが多い,陸上から捨石を捲き出して施工するタイプの防波護岸において,施工中に堤体前面から3m程度の有義波が作用する場合には,現行規格の防砂シートは十分な耐久性を有しておらず,シート損傷の危険性があることが確認された.また、質量と伸び率が大きい防砂シートは,防波護岸のような高波浪が来襲する条件でも損傷が発生せず,十分な耐久性を有していることが確認された.さらに、数値計算と現地実験から,フィルター層によるシート部分に作用する水圧および流速低減効果とシート損傷防止効果が確認された.
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