シンボルマーク独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 浮き型式地盤改良の改良効果に関する遠心力模型実験

作成年度 2010年度
論文名 浮き型式地盤改良の改良効果に関する遠心力模型実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成22年度土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/02/05 ~ 2011/02/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム林 宏親(HAYASHI Hirochika)
寒地地盤チーム梶取 真一(KAJITORI Shinichi)
抄録
軟弱地盤上に構築する盛土の安定対策として、深層混合処理工法などを盛土法尻に設置する形式が採用されているが、そのほとんどが堅固な支持層まで改良する着底式で実施されている。しかも、改良幅(B)と改良深度(H)の比率(以降、B/Hとする)は経験的な値(B/H=0.5~1.0)が採用されている。[*]筆者らは支持層まで改良せず、盛土法尻下の軟弱地盤内に改良体を浮かせた形式(以後,浮き型式地盤改良)が,泥炭性軟弱地盤上の盛土の安定対策として有効であるか、試験施工を実施して改良効果を確認した。試験施工の結果,B/H=0.13でも盛土の安定性が確保されたとともに、改良体にせん断破壊や曲げ破壊が生じていないことが確認された。[*]本件等では、試験施工の結果を検証する意味も含め、浮き型式地盤改良の改良体の盛土の内定安定性を確保し、周辺地盤への変形抑制効果が期待できる合理的なB/Hを明らかにするため、遠心力模型実験を実施した.[*]遠心力模型実験の結果,改良体がすべり線より深い位置に改良体を設置し、B/H=0.33以上であれば改良体にせん断破壊や曲げ破壊が生じず、周辺地盤への変形抑制効果が得られることがわかった.
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.