作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 複合地盤の基底条件における杭の耐震性能評価法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地震工学論文集,Vol.66,No.1,2010 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/12/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
北海道大学大学院 | 三浦 清一(MIURA Seiichi) |
抄録 |
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軟弱地盤中の杭の水平抵抗の増加を図るため杭周辺に複合地盤を形成する手法において、 同工法の耐震設計法の確立に向け、 複合地盤の基底土層の地盤条件が杭の耐震性能に及ぼす影響を解析的に検討した. 一連の2次元静的・動的非線形有限要素法解析の結果、 静的荷重に対すると同様に杭周辺の複合地盤の拘束効果により、 レベル1およびレベル2地震動において杭頭変位量が25~30%程度低減され、 耐震性能が向上することが確認された. また、 杭に対する複合地盤の改良深さは工学的に杭特性長1/βが基本となるが、 地震時保有水平耐力法の適用性および地震時の効果的な杭変形の抑制を図るためには、 良質な地盤を基底条件(目安値:砂質土N値=15以上、 粘性土N値=8~10)とする必要性が確認された. |
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