作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 海氷接触による鋼材の摩耗に関する基礎的実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2011/02/05 ~ 2011/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒冷沿岸域チーム | 大塚 淳一(OOTSUKA Junichi) |
寒冷沿岸域チーム | 木岡 信治(KIOKA Shinji) |
抄録 |
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北極海やオホーツク海など海氷・流氷の移動が活発な氷海域において,海氷による衝突や摩擦によって構造物の変形・摩耗・剥離などの損耗が発生する.氷海は,その氷の摩耗に加えて,低温で海中酸素濃度が高く腐食性が強いことから,構造物の損耗が激しいといわれる.我が国でも,海氷の接触・衝突による鋼矢板式の護岸や導流堤等の著しい材料損耗や,コンクリート剥離で鉄筋が露出する等の被害事例がある.とくに昨今の気候変動による海氷減少は,海氷運動の活発化や漂流速度の高速化を招き,氷塊の衝突や,海氷の接触や摩擦による構造材料の腐食や摩耗の促進などといった構造物の損傷・劣化が加速する.本報では,鋼材の損耗要因のうち,まずは海氷による摩耗に着目した海氷と鋼材との基礎的なすべり摩耗試験を行い,その摩耗特性について調べるとともに,損耗要因に対する寄与について考察を加えた. |
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