作成年度 | 2011年度 |
---|---|
論文名 | A Study of Ice Thickness during Ice Breakup on the Teshio River |
論文名(和訳) | 天塩川における解氷時の氷板厚に関する研究 |
論文副題 | |
発表会 | 34th IAHR World Congress (第34回国際水理環境学会) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2011/06/26 ~ 2011/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地河川チーム | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
北見工業大学 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
北見工業大学 | 早川 博(HAYAKAWA Hiroshi) |
寒地河川チーム | 平井 康幸(HIRAI Yasuyuki) |
抄録 |
---|
本研究は,解氷現象を解明するために解氷時までの氷板厚を非接触で連続的に測定した.測定結果を基にして河川水位の縦断変化に着目した解氷現象の考察を行った.また,測定した氷板厚の変動要因を解明するために,熱フラックスを用いた氷板厚計算モデルを構築した.計算結果より,氷板厚の変動要因は,放射・対流による氷板厚の増加,積雪の氷化による氷板厚の増加,流水による氷の融解による氷板厚の減少である事が明らかとなった.さらに,熱フラックスを用いた氷板厚計算モデルを基にして,気温,水温,有効水深を独立変数とする簡便かつ実用的な氷板厚計算モデルを開発した.開発した計算モデルは,各係数を適切に設定する事により,精度よく氷板厚の変動を計算する事が可能である事を示した. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |