作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | 泥炭地盤上の盛土の耐震補強に関する実験的考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第29回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2011/11/01 ~ 2011/11/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 梶取 真一(KAJITORI Shinichi) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
抄録 |
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北海道に代表される寒冷地には泥炭地盤が広く分布している。泥炭地盤は高有機質で極めて圧縮性の高い地盤であり、この泥炭地盤上に構築された盛土は、地震時に大きな変状が生じることが古くから知られている。近年の研究により、泥炭地盤上に構築された盛土の変状のメカニズムは明らかとなったが、効果的な耐震補強法は確立していない。北海道のような都市間の距離が長い地域では、盛土の崩壊に伴い、幹線道路が寸断されると緊急輸送道路が確保されず、また経済活動への影響は甚大となる。そこで、動的遠心力模型実験を用いて、泥炭地盤上の道路盛土の耐震補強について検討を行った。[*]ふとん籠を用いた耐震補強は、ふとん籠が排水層として機能したことにより、地震時の過剰間隙水圧の消散を促すことで、無対策と比較して、盛土の沈下量を約40%低減できることが確認された。また、セメント改良を用いた対策は、法尻から外側に向かって改良幅を広げても側方流動の抑制は見られなかった。しかし、法尻から内側にある沈下盛土層をセメント改良することで、液状化領域を小さくし、盛土の沈下および側方流動の抑制が期待できると考えられる。 |
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