国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 のり面こう配と積雪深および凍結深さの関係について

作成年度 2011年度
論文名 のり面こう配と積雪深および凍結深さの関係について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第29回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/11/01 ~ 2011/11/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
元北見工業大学鈴木 輝之(SUZUKI Teruyuki)
抄録
北海道は積雪寒冷地であり、切土のり面が冬期の凍結、春期の融解により崩壊する例が報告されている1)。また、雪には断熱効果があり、ある程度積雪があると地盤の凍結が抑制されることが知られている2)。一方、のり面のこう配により、積雪深が異なると考えられる。しかし、のり面こう配と積雪深および凍結深さの関係を測定した例は少ない。そこで、こう配を変えたのり面について積雪深と凍結深さの関係を求めた。本報告は、試験盛土ののり面の積雪深を測定するとともに、のり面に設置した温度計により、凍結深さを求めたところ、雪の断熱効果が期待できる積雪深は20cm程度であり、のり面が凍結する前にこれを確保できるのりこう配は1:1.5であることがわかった。
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.