作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | バイオガスプラントにおけるガス利用方式の違いが運転時のエネルギー収支に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 農業施設 42巻3号 |
誌名(No./号数) | 農業施設 42巻3号 |
発表年月日 | 2011/10/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
酪農学園大学 | 干場 信司(HOSHIBA Sinji) |
資源保全チーム | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
資源保全チーム | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
(株)グリーンプラン | 今井 俊行(IMAI Toshiyuki) |
宇都宮大学 | 菱沼 竜男(HISHINUMA Tatsuo) |
酪農学園大学 | 森田 茂(MORITA Shigeru) |
抄録 |
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稼働中の共同利用型バイオガスプラントで実測したデータをもとにバイオガスプラント運転シミュレーションモデルを構築した。そのモデルを用いてバイオガス利用方式がガスボイラー、コジェネレーター(CHP)および精製圧縮充填装置(精製装置)の場合でのプラント運転時のエネルギー収支について定量的に比較し、効率的なバイオガス利用方法を明らかにした。また、投入した化石エネルギー量および精製時に排出されたオフガス中のメタン量から温室効果ガス排出量を求め、環境に対する負荷について明らかにした。[*] その結果、乳牛1、000頭分のふん尿を処理するバイオガスプラントでは、エネルギー生産効率が最も良いガス利用方法はCHPを用いた場合であることが明らかとなった。また、温室効果ガス排出量の最も少ないガス利用方法はCHPを用いた場合であり、最も多いのが精製装置を利用した場合であった。産出エネルギー1GJ当たりの温室効果ガス排出量は、精製装置を利用した場合ではCHPを利用した場合の10倍以上であった。 |
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