国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 ジオテキスタイルによる補強土壁の凍上対策に関する屋外土槽実験(その3)

作成年度 2011年度
論文名 ジオテキスタイルによる補強土壁の凍上対策に関する屋外土槽実験(その3)
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第26回ジオシンセティックスシンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/12/01 ~ 2011/12/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
元北見工業大学鈴木 輝之(SUZUJKI Teruyuki)
抄録
寒冷地では、ジオテキスタイルを用いた補強土壁が凍上により変形する例が報告されている。その対策の確立を目的として、これまで、置換、排水、断熱に着目した実物大模型を構築し、ひずみや変形を測定し標準工法と比較した。その結果、置換、断熱工法により凍上による変形を抑制できる可能性が分かった。今回施工から3年が経過した補強土壁について補強土壁の計測を進めるとともに、断熱工法に着目して新たに3種類の凍上抑制工を設置した。それぞれの補強土壁を計測した結果、凍上によって発生したひずみや変形が融解後も残留し、次年度以降に累積していくことが分かった。
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