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発表 バイオガスプラントにおけるガス利用方式の違いとエネルギー収支

作成年度 2011年度
論文名 バイオガスプラントにおけるガス利用方式の違いとエネルギー収支
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道バイオガス研究会シンポジウム2011 再生可能エネルギーのこれから~東日本大震災後におけるバイオガス利用の意義~
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/11/29
所属研究室/機関名 著者名(英名)
資源保全チーム中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki)
抄録
家畜ふん尿を一定温度に保持しながら嫌気性発酵(メタン発酵)させるバイオガスシステムでは、メタン発酵によりバイオガス(メタン濃度約60%)が発生し、エネルギー源として利用することができる。共同利用型施設では、発生するバイオガスをコジェネレーター(以下、CHPと表記)やガスボイラーで燃焼させて電力および熱エネルギーに変換して利用する。また、バイオガスを膜分離してメタン濃度を高め、都市ガスの12A規格に適合するガスへ精製して利用する方法がある。[*] そこで本発表では、発生したバイオガスの利用方法として①ガスボイラー、②CHP、③精製装置、の3ケースについてエネルギー収支を試算し、プラント外へ供給することが可能なエネルギー量を比較、検討した。[*] その結果、産出エネルギー量は精製装置を用いるケース③が最も多く、逆に最も少ないのはCHPを用いるケース②であった。しかしながら、エネルギー生産効率で評価すると、ケース②が最も効率的であり、逆にケース③が最も効率が悪い結果となった。
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