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論文投稿 火山灰質地盤に施工された杭基礎の水平抵抗特性

作成年度 2011年度
論文名 火山灰質地盤に施工された杭基礎の水平抵抗特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 寒地土木研究所月報、 No.699(2011年8月) 技術資料
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/08/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム江川 拓也(EGAWA Takuya)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi)
抄録
火山灰質地盤に施工された杭の水平抵抗特性について、杭の水平載荷試験結果から直接的な評価・検証を行った。その結果、地表面水平荷重H~杭地表面水平変位量y関係は、弾性挙動内の杭変形を示し、現行設計どおり杭の水平方向地盤反力係数kHの非線形を許容水平変位以下においては見かけ上線形と扱って問題ない。水平方向地盤反力係数kH、地盤の変形係数E0の実測値は、設計値の0.3~1.6倍の範囲を示した。これは、実測の変形係数E0’とN値との関係が一般に示されるE0=700Nに対しバラツキが大きいことに起因しており、火山灰質地盤における変形係数E0を地盤性状の実態に即し適正に評価する必要性が窺われた。水平方向地盤反力係数kHの水位変位量yの増加に伴う低下傾向は、一般に知られるkH = kH0 ( y /y0 )-0.5の関係と傾向が異なり、kH = kH0 ( y / y0 )-0.4からkH = kH0 ( y / y0 )-0.6の範囲を示した。
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