作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | 高有機質土(泥炭)由来の土壌微生物による炭酸カルシウム析出技術に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会論文集C、 Vol. 68、 No. 1、 2012 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2012/01/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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長野工業高等専門学校 | 畠 俊郎(HATA Toshiro) |
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOH Atsuko) |
北海道大学大学院 | 川崎 了(KAWASAKI Satoru) |
USS研究所 | 阿部 廣史(ABE Hirofumi) |
抄録 |
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環境負荷の小さい新しい地盤性状制御技術として注目されている Microbial Carbonate Precipitation (MCP) に関連し、pHが低いことに加えて生息している土壌微生物が少ないことで知られる泥炭への適用性について評価した。実務への応用を考え、泥炭内にすでに生息している土壌微生物を対象とした選択培地によるスクリーニングを行い尿素の加水分解活性を持つ微生物を単離した。あわせて単離微生物を用いた炭酸カルシウム析出試験を実施した。その結果、泥炭由来の微生物が尿素の加水分解に伴い発生するアンモニア由来の高pH条件においても炭酸カルシウムを析出させることが可能であることと、豊浦砂を対象とした固化実験における軟岩ペネトロ計の換算値から一軸圧縮強度として最大で400kN/m2程度の強度を確認した。 |
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