作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 海底地形図判読による巨大崩壊の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本地すべり学会第51回研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成24年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2012/08/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
抄録 |
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水際の斜面崩壊に起因する津波は時として大規模な災害を引き起こす。日本周辺において、このような可能性のある地形を海上保安庁発行の5万分の1の海底地形図から読み取りを試みた。対象としたのは、陸域と海域にまたがる面積1km2以上の地形である。なお、最終氷河期以降の海水準上昇(約130m)を考慮し、地形の一部が水深130m以上のものについて抽出した。その結果、19例を確認したが、このうち北海道が10例、九州が6例と集中していた。また、活火山の斜面だけでなく、それより古い火山岩・火砕岩の斜面や石灰岩からなる島の斜面でも巨大崩壊地形が認められた。今回の検討は予察的なものであり、今後、精度を上げた調査が各地で進展することを期待する。 |
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