作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 再生粗骨材の効率的な品質管理に資する塩化物量の簡易測定方法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 建設物価臨時増刊 |
誌名(No./号数) | 建設物価臨時増刊 土木コスト情報 2012.7 夏 |
発表年月日 | 2012/07/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 田畑 浩太郎(TABATA Koutarou) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
耐寒材料チーム | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
抄録 |
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沿岸部での飛来塩分や塩化物系凍結防止剤の影響を受けたコンクリート構造物を原材料とする再生骨材を、コンクリート用骨材として再利用するためには、再生骨材の塩化物量の管理を効率的に実施する必要がある。そこで、再生粗骨材の塩化物量を簡易に測定できる方法として、塩化物の定量に試験紙タイプの塩化物量測定計を用いた検査方法(試験紙法)を考案し、適用性を検証した。試験紙法は、5mm以下に粗砕した再生粗骨材と高温の蒸留水を混合し、24時間静置後に5分間振とうを行って塩化物を抽出し、現場で一般的に用いられている塩化物量測定計を使用して塩化物を定量する方法である。試験紙法と現行の再生粗骨材の塩化物測定法であるJIS法との比較の結果、JIS法と同等以上の塩化物量を抽出できることを確認した。さらに再生粗骨材の塩化物量の管理値である全塩化物量について試験紙法による推定式を示した。 |
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