作成年度 | 2012年度 |
---|---|
論文名 | 施工時期の違いが帯鋼補強土壁の引抜き特性に及ぼす影響について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第53回地盤工学会北海道支部年次技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2013/01/31 ~ 2013/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地地盤チーム | 梶取 真一(KAJITORI Shinichi) |
抄録 |
---|
本報告は、北海道で施工された既設補強土壁(テールアルメ)のうち、施工時期の違いが帯鋼補強土壁の引抜き抵抗の及ぼす影響について調査したものである。[*]現場引抜き試験は、北海道で施工された既設補強土壁(テールアルメ)のうち、夏期施工と冬期施工を対象として実施され、施工時期の違いが既設帯鋼補強土壁の引抜き抵抗に与える影響を確認するとともに、壁面材と補強材を接続する部材(コネクティブ)の変形状態などを踏まえ、既設帯鋼補強土壁の健全度を総合的に評価した。[*]現場引抜き試験の結果、以下の知見が得られた。[*](1)施工時期が異なったとしても、ストリップの設計引抜き抵抗力は確保されていた。[*](2)測定摩擦係数が所定の摩擦係数を満足した上で、壁面勾配が-1.5~2%程度であれば、補強土壁の安定性に影響を及ぼさないと考えられる。[*](3)コネクティブの変形角度と壁面勾配の大きさは、密接な関係にあると考えられる。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |