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発表 降雨特性の変化に対応した浸透側溝による道路排水処理技術の検討

作成年度 2012年度
論文名 降雨特性の変化に対応した浸透側溝による道路排水処理技術の検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第53回地盤工学会北海道支部年次技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2013/01/31 ~ 2013/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム安達 隆征(ADACHI Takayuki)
寒地基礎技術研究グループ長西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
抄録
近年の降雨特性の変化に伴い、集中豪雨の発生回数が増加している。このことから、道路側溝において、増加する降雨強度に対応した排水施設の増強が必要であるが、流末排水路を確保することに多額な費用を必要とすることが、建設現場の懸案である。[*]そこで、透水性が良好な地盤が分布する盛土区間における道路側溝を浸透性に優れた構造(以下、浸透側溝と呼ぶ)にすることで、一部の排水を道路側溝から地盤内へ浸透させることにより、排水流量を軽減できるので、流末側に負荷をかけない排水処理技術が実現できると考える。[*]本研究では、浸透側溝の浸透効果の確認と地盤の浸透メカニズムを把握するために、実際に現場試験施工を行い、目視観測や計器観測を行った。また、浸透側溝が排水流量をどの程度軽減できるかを把握するために現場浸透率試験を実施し、地下水位と降雨が浸透側溝の浸透能力に与える影響を定量的に評価した。
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