作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 46年間供用した積雪寒冷地における道路橋RC床版の損傷状況の調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成24年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成24年度論文報告集第69号(CD-R) |
発表年月日 | 2013/02/02 ~ 2013/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(財)災害科学研究所 | 三田村 浩(MITAMURA Hiroshi) |
寒地構造チーム | 澤松 俊寿(SAWAMATU Toshikazu) |
寒地構造チーム | 岡田 慎哉(OKADA Shinya) |
寒地構造チーム | 角間 恒(KAKUMA Ko) |
大阪工業大学 | 松井 繁之(MATSUI Shigeyuki) |
抄録 |
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本論文では積雪寒冷地において 46 年間供用された RC 床版を切断し,劣化損傷状況の観察を実施した.[*]本調査の範囲で得られた知見を以下に示す.(1) RC 床版切断面を観察した結果,床版上面付近のコンクリートの砂利化だけでなく水平方向のひび割れ,すなわち層状剥離が多数認められた.(2) 切断した範囲内においては伸縮装置に近い部分ほど劣化損傷の程度が大きく,伸縮装置の段差による輪荷重の衝撃や滞水の影響が劣化損傷の起点となった可能性がある.(3) 調査結果を踏まえると,本 RC 床版の劣化損傷の進展は 3 つの段階に大別されると推定される.すなわち,第 1 段階に層状剥離の発生,第 2 段階として層状剥離の進展・増加,第 3 段階としてかぶりコンクリートの砂利化が発生し,この段階では疲労耐久性が著しく低下していると考えられる. |
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