作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 切土・盛土道路における吹きだまりの発達と車両の発進が困難となる吹きだまり深さに関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回ゆきみらい研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2013/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 金子 学(KANEKO Manabu) |
雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
雪氷チーム | 渡邊 崇史(WATANABE Takashi) |
抄録 |
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積雪寒冷地の冬期道路では、吹きだまりにより多くの車両が立ち往生する吹雪災害がしばしば発生している。こうした吹雪災害の被害軽減に向けては、車両の走行が困難となる吹きだまりの深さや、道路上の吹きだまりの発達する速さを把握することが重要である。このため、本研究では石狩吹雪実験場にて、車両の発進実験と吹雪時の吹きだまり形状の観測とを行い、車両の発進が困難となる吹きだまり深さや、切土・盛土道路での吹きだまりの発達する速さについて調査した。その結果、吹きだまりの深さが15cmを超えると発進できない車両が発生する恐れが高いこと、盛土道路と比べて切土道路で吹きだまりが発達しやすいこと、切土道路における吹きだまりの深さは概ね累計吹雪量に比例して増加すること等が判った。また、切土道路に十分な堆雪スペースが無い場合、切土風上側斜面上の吹きだまりが早期に道路中心線を越えた事例も見られ、吹雪量が多い場合には注意が必要である。 |
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