作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 水浸状態における床版防水層のせん断疲労特性に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成24年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成24年度論文報告集第69号(CD-R) |
発表年月日 | 2013/02/02 ~ 2013/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 澤松 俊寿(SAWAMATU Toshikazu) |
寒地構造チーム | 岡田 慎哉(OKADA Shinya) |
(財)災害科学研究所 | 三田村 浩(MITAMURA Hiroshi) |
大阪工業大学 | 松井 繁之(MATSUI Shigeyuki) |
抄録 |
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本実験の範囲で得られた知見を以下に示す.(1) 乾燥状態に比べて水浸状態では,舗装,防水層,コンクリート構造体のせん断疲労耐久性が 1/10 程度に低下した.(2) 乾燥状態では舗装の材料破壊が卓越するのに対し,水浸状態では舗装と防水層の界面破壊が卓越する傾向にあり,せん断疲労状態において舗装と防水層の界面が水の影響を大きく受ける.(3) 防水層のせん断疲労耐久性を確保するためには,舗装と防水層の一体性を向上させるのはもちろんのこと,舗装内部すなわち防水層の上が長期間滞水しない環境とすることが肝要であり,雨水や融雪水を速やかに排除するための排水計画や排水設備が極めて重要である. |
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