作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 寒冷な沿岸地域における鉄筋腐食抑制を目的としたシラン系含浸材適用に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度土木学会全国大会第68回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 平成25年度土木学会全国大会第68回年次学術講演会 |
発表年月日 | 2013/09/04 ~ 2013/09/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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金沢大学 | 小笠原 啓人(OGASAWARA Akihito) |
金沢大学 | 久保 善司(KUBO Yoshimori) |
耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
大同塗料株式会社 | 水谷 真也(MIZUTANI Shinya) |
抄録 |
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寒冷地では海からの飛来塩分に加え、凍害によりかぶりコンクリートの品質が低下し、早期に鉄筋が腐食することが知られている。このような劣化を抑えるには、水分や塩化物イオンの侵入の遮断を図ることが必須である。近年、シラン系含浸材を用いた鉄筋腐食抑制に関する検討がされ始めているものの、実環境下における効果の検証は未だ十分に行われておらず、特に寒冷地における適用性に関する研究は数少ない現状にある。本研究では、寒冷地において塩害暴露実験を行い、含浸材による鉄筋腐食抑制効果の検証ならびに効果的な適用条件(水セメント比、適用量)について検討した。その結果、45%および65%のいずれの水セメント比いのいても、腐食抑制効果が確認された。また、発錆限界を上回る塩化物イオン量が混入している場合は標準適用量程度の塗布が必要であること、高品質なコンクリートにおいても含浸材の使用によってさらに腐食抵抗性が向上することが確認された。 |
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