作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 山岳トンネルにおける先進ボーリングの効果に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度全国大会第68回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 平成25年度全国大会第68回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2013/09/04 ~ 2013/09/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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深田地質研究所 | 亀村 勝美(KAMEMURA Katsumi) |
防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
北海道開発局 | 佐々木 博一(SASAKI Hirokazu) |
抄録 |
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筆者らは,これまで山岳工法により建設されたトンネルの維持管理を合理的に行うために何が必要なのかに関して研究を進めてきた.様々な検討の中から,トンネルの施工中や供用後に生じる変状に対して適切な対策工を講じることも重要であるが,施工前の地山評価の精度を上げることにより支保パターンの変更や補強工を極力減らすことにより,地山を必要以上にゆるめないというNATM本来の目的に沿った形で施工を終えることの方がむしろ供用後の変状等を抑制するために有効であると推察された.そこで先進ボーリングが施工されたトンネルの施工実績を分析した.その結果,不確実性が多く含まれている事前調査結果に加えて,ある程度の費用と時間は覚悟する必要はあるが切羽からの先進ボーリングから得られる地質データを加味し,地山を再評価することにより施工時の掘削パターンの変更をかなり低減することが出来ることが明らかとなった.[*] 本文では,最終的な地山分類結果と計測されたトンネル内空変位の関係から先進ボーリングを実施した場合とそうでない場合を比較し,先進ボーリングの有効性について検討した結果を述べる. |
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