作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 北方海域に適用する低次生態系モデルのための生物パラメターの取得 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会論文集B3(海洋開発)特集号Vol.69、No.2 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2013/06/27 ~ 2013/06/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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株式会社エコニクス | 林田 健志(HAYASHIDA Kenji) |
水産土木チーム | 山本 潤(YAMAMOTO Jun) |
水産土木チーム | 大橋 正臣(OHASHI Masami) |
水産土木チーム | 河合 浩(KAWAI Hiroshi) |
株式会社エコニクス | 坂本 和佳(SAKAMOTO Kazuyoshi) |
株式会社エコニクス | 村上 俊哉(MURAKAMI Toshiya) |
北海道大学 | 工藤 勲(KUDO Isao) |
抄録 |
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本研究は,北方海域における生物パラメターを取得することを目的とし,北海道周辺海域で植物プランクトンの光-光合成曲線の推定を行い,8地点11ケースにおいて,最大可能成長速度と最適光強度を取得した.最大可能成長速度は,文献値の低栄養塩,低温,高温海域の値の範囲であり,北方海域の値は文献値と比較して大きく変わらないと考える.最適光強度は,本州や北海道の文献値と近い値であった.さらに,低次生態系モデルで基礎生産量を算定した結果,武蔵堆と日本海北部海域4地点でそれぞれ29.04~63.21,32.54~185.87 mgC/(m2・day)であり,日本海北部海域の特徴を示したと考える.本研究の成果は,今後の北方海域の基礎生産に関する検討を行う場合に有効な知見となると考える. |
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