作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 地下灌漑が可能な大区画水田における圃場水管理 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 農業農村工学会論文集 |
発表年月日 | 2013/04/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 古檜山 雅之(KOHIYAMA Masayuki) |
水利基盤チーム | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
水利基盤チーム | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
資源保全チーム | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
抄録 |
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地下灌漑が可能な大区画水田における圃場内での水の動きや、生育期別の用水量、取水1回ごとの取水時間帯と取水強度などを調査した。移植栽培での代かき時や直播栽培での初期入水時に地下灌漑を行えば、用水は、暗渠埋め戻し部の地下水位を速やかに上昇させ、作土層まで上昇したのち水平方向へ広がる。それゆえ、地表灌漑の場合とは異なり、圃場の鉛直方向の浸透量が長辺長の決定因子にはならない。直播栽培では、初期入水とその後の浅水管理時の取水が1回あたりの取水量として大きな値を示した。5月中旬から下旬にかけての時期は、移植栽培圃場における代かき用水と直播栽培圃場における初期入水・浅水管理の水需要が同時期に生じて、地域の水需要の大きなピークの一つを形成する可能性がある。 |
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