| 作成年度 | 2013年度 |
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| 論文名 | 海氷群を伴った津波の市街地氾濫に関する一考察 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第38回海洋開発シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B3(海洋開発)、 Vol.69、 No.2 |
| 発表年月日 | 2013/06/27 ~ 2013/06/28 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒冷沿岸域チーム | 木岡 信治(KIOKA Shinji) |
| 寒冷沿岸域チーム | 森 昌也(MORI Masaya) |
| 日本データーサービス(株) | 遠藤 強(ENDO Tsutomu) |
| 八戸工業大学 | 竹内 貴弘(TAKEUCHI Takahiro) |
| 北海道大学大学院 | 渡部 靖憲(WATANABE Yasunori) |
| 抄録 |
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| 本稿では,過去に発生した海氷を伴う津波の被害事例を概観するとともに,海氷群を伴った津波の市街地氾濫に関する水理模型実験を行い,その上乗せリスクの可能性について検討した.建築物間においアイスジャム(氷群の閉塞)が発生すると,流れをせき止める.建築物へのインパクトは,遡上津波先端近傍の氷群による衝突荷重がまず作用するが,その後に続く準定常部分においても,大きな荷重が持続する.これは閉塞による水位上昇分と,建築物間の静水圧も加味した静水圧荷重で説明できた.また,津波避難ビル等への避難に際しては,その建築物が崩壊せずとも,水位上昇と氷群のパイルアップ(氷群の積み重なり)も勘案すると,より高い所に避難する必要がある事が示唆された. |
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