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発表 圧縮破壊下における海氷のフラクタル特性に関する室内試験

作成年度 2013年度
論文名 圧縮破壊下における海氷のフラクタル特性に関する室内試験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第38回海洋開発シンポジウム
誌名(No./号数) 土木学会論文集B3(海洋開発)、 Vol.69、 No.2
発表年月日 2013/06/27 ~ 2013/06/28
所属研究室/機関名 著者名(英名)
八戸工業大学竹内 貴弘(TAKEUCHI Takahiro)
寒冷沿岸域チーム木岡 信治(KIOKA Shinji)
(株)丸田組成田 恭一(NARITA Kyouichi)
抄録
 海岸・海洋構造物に働く氷圧力の寸法依存性は氷圧力Pと貫入面積Aの関係で示され、この説明には幾つかのアプローチがある。その一つにPalmer and Sanderson(1991)のフラクタル理論を適用した明快な説明があるが、この場合に必要とされる海氷の圧縮破壊時のフラクタル次元Dに関しては、系統だったデータの取得が不可欠である。本研究では、海氷圧縮破壊時の氷破片のフラクタル次元Dに関する室内試験を試み、フラクタル次元Dに対するフラクタル性、氷温、密度、および結晶構造の影響を検討した。海氷の圧縮破壊時の氷破片にはフラクタル性があること、結晶構造の違いや密度には影響をあまり受けないこと、氷温の影響が僅かにあること、さらにDは2.16から2.39の範囲内にあったことなどを報告した。
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