| 作成年度 | 2013年度 |
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| 論文名 | 真空圧密工法による泥炭地盤の二次圧密低減効果とその予測 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 材料 Vol.63、 No.1 |
| 発表年月日 | 2014/01/30 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
| 寒地基礎技術研究グループ長 | 西本 聡(NISHIMOTO satoshi) |
| 抄録 |
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| 真空圧密工法による泥炭地盤の二次圧密低減効果を明らかにし,その予測法を確立する目的で,真空ポンプの運転期間が異なる試験施工および弾粘塑性モデルを用いたFEM解析を実施した.その結果を要約すると以下の通りである.[*]① 真空圧密工法によって改良された泥炭地盤の二次圧密沈下は,真空圧の除荷(過圧密効果)によって低減できることが明らかとなった.[*]② また,このためには盛土施工に伴って発生した正の過剰間隙水圧が消散し,再度真空圧が地盤に作用する程度のポンプ運転期間が適切と判断される.[*]③ 真空圧除荷による過圧密効果をOCRで評価したところ,OCRの増加に従ってC がOCR=1.3の付近で最大曲率を持つ双曲線的に低下し,OCR=1.3で正規圧密状態におけるC の30~40%程度になることがわかった.[*]④ ③で述べた曲線と泥炭の自然含水比Wnから,真空圧密で改良された泥炭地盤の二次圧密量が予測可能である. |
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