作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 既設トンネルにおける恒常湧水のICP発光分析結果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会平成25年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成25年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2013/10/24 ~ 2013/10/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 田本 修一(TAMOTO Shuichi) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
抄録 |
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本報告では,北海道から北陸地方にかけての火山フロントを中心に43本の国道等の既設トンネル坑内から恒常湧水53試料を採水し,pH・電気伝導度等の水質調査を実施したほか,ICP発光分析をおこない湧水の微量元素を分析した.さらにAsを含む湧水についてEh-pHダイアグラムを用いてAsの存在形態を推定した.その結果、Asの濃度は最高で0.298mg/lを示し,12トンネル15試料で,環境基本法における「水質汚濁に係る人の健康保護に関する環境基準」に定められた値を超えた.一方,Pbは最大で0.027mg/lを示し,1トンネル3試料で超過した.その他,Seは最大で0.182mg/lを示し,19トンネル27試料で超過した.そのうち、AsはEh-pHダイアグラムからオキシアニオン(H2AsO4-,HAsO42-)の形態で陰イオンとして存在していると推定された. |
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