作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 火山灰土を利用した掘削ずりからの自然由来ヒ素などの溶出抑制対策に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会平成25年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成25年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2013/10/24 ~ 2013/10/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 田本 修一(TAMOTO Shuichi) |
防災地質チーム | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
北海道大学 | 五十嵐 敏文(IGARASHI Toshifumi) |
パシフィックコンサルタンツ | 龍原 毅(TATSUHARA Takashi) |
日本工営 | 有馬 孝彦(ARIMA Takahiko) |
抄録 |
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土壌汚染対策法の改正により自然由来の有害物質による汚染問題について社会的な関心が高まっている.トンネル建設工事に伴い発生する自然由来重金属類を含む掘削ずりは,一般的に低濃度なものが多いが大量に発生する.そのため,ずりの処理対策には,より経済的な手法が求められている.本報告では,より経済的な汚染対策手法を検討するために実施した自然由来のヒ素などを含む掘削ずりと現地で産出した火山灰土を用いたバッチ式吸着試験,および室内・屋外カラム試験を実施した.その結果,カラム試験では火山灰土を用いた吸着層において,火山灰中の非晶質の鉄やアルミニウムにヒ素などが吸着され溶出抑制効果が確認された.また,火山灰土層に吸着されたヒ素は,浸出水のpHが中性からアルカリ性へ変化することで再溶出することが確認された. |
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