作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 吹き払い柵の下部間隙閉塞率と防雪機能 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第29回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | 寒地技術論文・報告集 |
発表年月日 | 2013/11/20 ~ 2013/11/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 金子 学(KANEKO Manabu) |
雪氷チーム | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
雪氷チーム | 渡邊 崇史(WATANABE Takashi) |
抄録 |
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道路の吹雪対策として、防雪柵の整備が進められてきており、吹き払い柵は路側に容易に設置できる形式であるため、2車線道路に広く用いられている。しかし、積雪や吹きだまりの影響により下部間隙が閉塞した場合、防雪機能が低下し道路上に吹きだまりを生じやすいと言われているが、下部間隙の閉塞率と防雪機能の関係については定量的に明らかとはなっていない。このため筆者らは、実験場内に設置した吹き払い柵について現地観測を行い、積雪深と防雪機能の関係について調査し、昨年度の寒地技術シンポジウムにて報告した。その後、吹き払い柵の下部間隙の閉塞率を板材により変化させた現地観測を実施し、下部間隙閉塞率と防雪機能の関係を追加調査した。その結果、吹き払い柵は下部間隙が十分に確保された場合には、広い範囲で防雪機能が発揮されるものの、閉塞率の増加とともに防雪機能が低下し、完全に閉塞した場合にはほぼ防雪機能を失うことが判った。 |
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