作成年度 | 1998年度 |
---|---|
論文名 | 北海道の農業用水における地域用水機能の現状とその発展方向-地域活性化に資する農業用水の利活用に向けての一考察- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(共-29) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
渋谷斉 | |
東幸生 | |
黒崎宏 |
抄録 |
---|
北海道においては、明治の開拓以来、農業水利施設の整備が急速に進められ、農業用水は地域住民の身近な水として多面的な利活用が図られてきた。具体的には、生活用水、防火用水、消流雪用水、環境用水、洗浄用水、景観親水用水などの多様な機能を有し、地域住民が生活を営む上で欠かすことのできない役割を担ってきた。しかし、近年の農業水利施設の形状は、かんがいの効率性に特化した水路構造が一般化してきており、従来から潜在する地域用水機能が損なわれつつある。一方、最近では、地域内にくまなく張り巡らされている身近な農業用水は、豊かで潤いのある地域社会の基盤づくりに欠かせないものとして再認識されつつあり、地域の創意を生かしながら、農業用水を効率的に利活用していくことが求められてきている。本報告では、北海道の農業用水における地域用水機能の現状と今後の発展方向について考察を行うものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |