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 道路護岸における波の打ち上げ特性と通行障害に関する研究

作成年度 1998年度
論文名 道路護岸における波の打ち上げ特性と通行障害に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 平成10年度(共-31)
発表会 平成10年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成10年度技術研究発表会
発表年月日 1999/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
藤池貴史
木村克俊
安倍隆二
抄録
臨海部の道路において自動車の安全な通行を確保するためには、越波による影響を抑えることのできる適切な護岸を設置する必要がある。しかしながら、既設の道路護岸の場合には、種々の制約により護岸改良が行えない場合が少なくない。こうした個所において道路管理者は、現地の越波状況を把握し、通行車両に危険が及ぶ場合には通行止め等の規制を行う必要性がある。高波時における通行車両の安全性に関しては既往の検討事例が少なく、現地においては主として経験に基づいて対処しているのが現状である。比較的水深の浅い直立護岸においては、波の作用によって波の実質部分に相当する「水塊」と、これに伴って発生する「飛沫」が打ち上げられる。護岸背後に位置する道路においては、水塊は通行車両に直接的な影響を与え、飛沫は運転者の視界障害や他車線への回避などの間接的な影響を与えると考えられる。本研究では、臨海道路における高波時の管理手法の高度化を目的として、水理模型実験および現地観測を行い、波の打ち上げ特性を調べた。さらに現地における事故例を分析し、高波時の交通傷害と海象条件との関係を検討した。
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