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 日高自動車道の整備効果調査について-北海道開発局初高規格幹線道路の暫定供用物語-

作成年度 1998年度
論文名 日高自動車道の整備効果調査について-北海道開発局初高規格幹線道路の暫定供用物語-
論文名(和訳)
論文副題 平成10年度(道-5)
発表会 平成10年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成10年度技術研究発表会
発表年月日 1999/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
田中啓之
西館幸夫
山本清二
抄録
日高自動車道は、苫小牧市の北海道縦貫自動車道苫小牧東ICで分岐し、日高支庁所在地の浦河町に至る延長約120kmの自動車専用道路であり、道央圏の主要都市や新千歳空港、苫小牧港などの交通拠点への時間距離を短縮し、集中豪雨や地震などの自然災害に弱いといわれている東胆振地域、日高地域の地場産業の活性化や新たな産業の育成に大きな効果をもたらすものと期待されている。また、段階的な高速交通ネットワーク形成における道北、道東圏と苫小牧港との人流、物流の効率化など広域的な機能面での役割の期待も大きい。現在、苫小牧市~静内町が事業区間、静内町~浦河町間が計画区間となっており、このうち苫小牧東IC~厚真IC間の約20kmが平成10年7月までに供用となった。本稿では、この日高自動車道を対象に、段階的整備に伴う効果の体系(帰属主体との関係も含め)とその計測手法について多方面から検討するとともに、一部供用となった苫小牧東IC~厚真IC間の影響効果について前後比較法などより分析した結果を紹介するものである。
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