| 作成年度 | 1998年度 |
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| 論文名 | アスファルト乳剤を用いた新しいタイプの断熱材の特性について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 平成10年度(道-20) |
| 発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1999/02/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 加賀谷芳之 | |
| 鈴木哲也 | |
| 疋田貞良 |
| 抄録 |
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| 北海道のような積雪寒冷地域のトンネルは、つららの発生や地山の凍上による覆工の変状など、いわゆる凍害を受けることがある。北海道内では300以上の道路トンネルが供用されているが、このうち約3分の一のトンネルに凍害の発生が認められており、維持管理上の問題となっている。NATMにより施工される新設トンネルでは、覆工背面の凍害防止のために発砲ウレタン断熱材が施工されている。ウレタンの発砲にはフロンガスが使用されているが、環境への影響の点から近い将来使用が不可能となる。したがって発砲ウレタンに代わる環境に優しい断熱材の開発が必要である。本文では、上記の諸問題を考慮し新たに開発したアスファルト系断熱材の概要と物理的性質について説明する。また、その断熱性能を調べるために旧国道トンネルで現地実験を行い、その結果を踏まえ一般国道229号西ノ河原トンネルの一部分に於いて試験施工を実施したので、それらについても報告する。 |
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