国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 美禽橋橋台背面EPS盛土の観測経過について

作成年度 1998年度
論文名 美禽橋橋台背面EPS盛土の観測経過について
論文名(和訳)
論文副題 平成10年度(橋-9)
発表会 平成10年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成10年度技術研究発表会
発表年月日 1999/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
石山賢二
松本朋也
野口貴生
抄録
一般国道39号は道北の中核都市旭川を起点とし、上川町北見市を経て網走市に至る総延長217Kmの路線である。本対象の美禽橋は、美幌町市街地の国道39号を短絡する美幌バイパスを構成する橋梁である。架橋位置は泥炭、及び粘性土の軟弱地盤で且つ、盛高が高く、背面盛土による土圧が構造物に大きく影響し、通常の盛土では橋台基礎杭が非常に大規模なものとなった為、対策工としてEPS工法による土圧軽減で構造物の安定の向上を計った。一般的にはEPSを盛土安定勾配(1:1.8)に積む事により土圧は無視されるが、当橋台は橋台高が13mと高く、安定勾配で積んだ場合、大量のEPSが必要となる事から急勾配(50°)に設置した大幅なコスト削減が行われた。しかし近年EPS工法による施工実績が多くなっている中で急勾配に施工した例はまだ少なく、その実態を把握する為に計測器の設置と背面盛土施工後の動態観測を実施した。本報告は、計測結果に基づき橋台背面に作用する土圧力と構造物に与える影響について報告するものである。
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