作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 孔内弾性波反射法によるNATM地山等級の選定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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旭川開発建設部 旭川道路事務所 | 山田 信行(YAMADA Nobuyuki) |
旭川開発建設部 旭川道路事務所 | 阿部 康明(ABE Yasuaki) |
旭川開発建設部 旭川道路事務所 | 堀田 拓也(HORITA Takuya) |
抄録 |
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現在、NATM地山等級を選定する場合、事前調査及びボーリング調査により前方の地山状態を確認しその範囲等を決めている。しかし、ボーリング調査はコストが高く施工を妨げることから、短時間で経済的に切羽前方の地山状況が確認出来る孔内弾性波反射法が注目されていることから、実際の地山状況と対比することにより、その実用性を検討してきた。本報告では、実際の地山状況をボーリング調査、孔内弾性波反射法のデータで検討することにより、NATM地山等級の選定を孔内弾性波反射法で行い、トンネル工事におけるボーリング調査の代替として実施したので報告するものである。なお、今回実施した試験箇所は、旭川紋別自動車道愛別町愛別トンネル工事で行い、その試験回数は孔内弾性波反射法とボーリング調査を同位置で3回実施しデータを整理することにより、その後のNATM地山等級区分を孔内弾性波反射法で求めたものである。試験箇所の地質は粘板岩及び硬砂岩が分布し、ともに塊~片状をなし岩片は堅硬でも風化すると容易に剥離質になる。また、地質の構成は褶曲の繰り返しと複数の断層が発達している。 |
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