国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 改良土による急勾配盛土施工について-添加材による不均質な火山灰質礫質上の改良について-

作成年度 1989年度
論文名 改良土による急勾配盛土施工について-添加材による不均質な火山灰質礫質上の改良について-
論文名(和訳)
論文副題 平成元年度(道-14)
発表会 平成元年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成元年度技術研究発表会
発表年月日 1990/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
川口則幸
佐々木厚
近野康彦
抄録
一般国道37号室蘭市陣屋工区において、白鳥大橋の建設に伴い現道を拡幅し高さ15m、盛土量4万2千m3の暫定盛土を施工した。用地の制約上、盛土のり面勾配を1:1.0と急勾配にして、腰止め擁壁等の構造物を省いた。盛土材は高含水比(40~90%)の凝灰岩を不規則に混入する火山灰質礫質土で、施工時の含水比が30~50%と変動の大きい土であった。盛土斜面の安定およびトラフィカビリティーの確保のためセメント系固化材による改良を行った。盛土材と固化材の混合・攪拌は、径10cm以上の礫が混入しスタビライザーが使用できないためバックホーとツインヘッダーを併用した路上混合方式で施工した。その結果、含水比46%以下の盛土材では、固化材添加量40~42kg/m3で盛土斜面安定上必要な強度を確保できた。本報告は不均質な火山灰質礫質土の改良における固化村の選定、品質管理および施工方法等の施工例と問題点について報告するものである。
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