作成年度 | 1989年度 |
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論文名 | 留萌川の河道特性とS63.8洪水 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成元年度(河-9) |
発表会 | 平成元年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成元年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1990/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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天野広之 | |
佐藤實 | |
中山仁 |
抄録 |
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昭和63年8月25、26日にかけて発生した前線性豪雨は、中流部大和田観測所で331㎜/2日、上流部峠下観測所で371㎜/2日を記録するかつてない集中的な大雨となった。この豪雨は、各所で溢水氾濫を引き起こし、堤防裏法尻付近の洗掘あるいは河岸の洗据・欠壊などの被害を与えた。特に、河岸の洗掘・欠壊個所は、大小含め60個所以上にも及び、上流部である峠下地区では、河岸欠壊幅が35mも及ぶ個所も見受けられた。これらは、留萌川の河道特性として蛇行部が数多く、又、河岸土質が砂質系シルトで構成されているため、河岸欠壊を起こしやすいためであろう。又、このような河道災害(河岸決壊・洗掘)の研究については、昭和62年度より「河道災害発生・防止に関する研究」(局技・指定課題)が進められているところである。本報告は、留萌川中流部に位置する大和田地区にスポットをあて、昭和63年8月洪水時の状況について紹介するとともに、河岸地質や植生状況と河岸欠壊の関係、欠壊メカニズムについて検討するものである。 |
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