作成年度 | 1989年度 |
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論文名 | 十勝平野における地下水保全ついて |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成元年度(河-11) |
発表会 | 平成元年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成元年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1990/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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角田真一 | |
田沢啓市 | |
松本博美 |
抄録 |
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地下水は水質が良好なことから、古くから飲料水などの生活用水として利用されてきたが、近年では水温が一定していることや、安価に使用できることから工業用水やビルの雑用水としての需要が増加している。前者の地下水は主に浅層(自由面)地下水といわれるもので、後者は主に深層(被圧)地下水であるが、被圧地下水は移動速度が極めて遅いため、過剰揚水による障害が一度発生すると、なんらかの対策がとられても回復までには多大な費用と時間を要し困難な場合が多い。また直接目に触れることがないため、障害の発生も潜在的に進む場合が多い。十勝平野は、その地形・地質構造から広大な地下水盆を形成しているが、地下水の揚水量が年々増加傾向にあることから、深層地下水の被圧水頭が低下傾向にある。その為、現在はまだ深刻な地下水障害は発生していないが、自噴が停止するなどの障害が若干ながら発生しており、地下水障害が拡大する以前に何等かの予防的処置が必要と考えられる。 |
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