作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 多変量解析による環境解析手法について-環境要因の定量化の試み- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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釧路開発建設部 治水課 | 坂井 一浩(SAKAYI kazuhiro) |
釧路開発建設部 治水課 | 藤田 隆保(FUJITA takayasu) |
釧路開発建設部 治水課 | 稲垣 乃吾(INAGAKI daigo) |
抄録 |
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釧路湿原の環境を保全するための実効性のある対策を実施するには、対象となる事象の要因とその因果関係の把握、目的を達する効果的な技術開発及び効果を検証するための評価手法について求められている。さらに、より良い結果を継続するための維持・管理手法を示す必要がある。そのためには、影響要因の構成を把握し事象を目的変数とし、その要因を説明変数として定量化した評価手法が求められている。そこで知見を得るため実際にハンノキが増加した箇所で湛水試験を実施した。ここでは環境変化を説明する手法として、生物相を目的変数、その要因となる環境を説明変数とした多変量解析(正準対応分析(Canonical Correspondence Analysis、CCA、Ter Braak、1986、1995))を実施した。CCAは、説明変数を図上にベクトルで表す新たな手法であり、実際に環境表現として環境調査に用いられた事例は希少である。本研究は、「環境」と言うダイナミック且つ曖昧な定性的な情報を、CCAによって環境変化とその要因を表現する試みから得られた知見を報告するものである。 |
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