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 石炭灰を用いた不良土改良の施工事例について

作成年度 2001年度
論文名 石炭灰を用いた不良土改良の施工事例について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所佐々木 崇文(SASAKI Takafumi )
室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所久保 徳彦(KUBO Norihiko)
土質基礎研究室佐藤 厚子(SATO Atsuko)
抄録
日高自動車道厚真門別道路建設工事では、切土工事により発生した土砂を同一工事内の盛土箇所で使用する計画であった。しかし、地山から掘削した状態では、盛土施工のトラフィカビリティが確保出来ない不良土であったことから、何らかの対策が必要となった。対策方法としては、抜気処理などが安価な方法として考えられるが、時間や施工ヤードの制限があり安定処理工法を採用することとした。固化材としてセメントまたは生石灰を用いる事が一般的であるが、近傍に北海道電力苫東厚真火力発電所があり、継続的に石炭灰が発生していることから固化材の一つとして検討した。その結果、石炭灰による改良が可能であることがわかり石炭灰の有効利用を図るために石炭灰を用いて施工を行った。本報告は、対策検討のための室内試験および、その結果を反映した現場工事事例を品質管理方法も含めて紹介するものである。
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