作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 函館江差自動車道における軟弱地盤対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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函館開発建設部函館道路事務所第3工事課 | 中岡 大介(NAKAOKA Daisuke) |
函館開発建設部函館道路事務所第3工事課 | 佐藤 文俊(SATO Fumitoshi) |
函館開発建設部函館道路事務所第3工事課 | 今野 秀一(KONNO Hidekazu) |
抄録 |
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函館江差自動車道のうち、追分工区は道路線形の制約から超軟弱地盤地帯での建設を余儀なくされ、計画高約8mの盛土に対する必要盛土厚は12~13mとなり、4~5mにも達する圧密沈下の発生が予想された。当初、主として盛土の安定性確保ならびに周辺耕作地への影響を抑止する観点から、固結工法による建設が検討された。しかし、建設コスト縮減を念頭に、道内における過去の工事実績を反映した軟弱地盤解析と試験盛土による検証を行い、一般盛土部の軟弱地盤対策工は、緩速載荷施工を基本とした「押え盛土併用2ヵ年2段階盛土工法」を採用した。一方、本工事では、試験盛土で得られた安定、周辺変状、長期沈下などの情報を、盛土速度のコントロール、変位遮断工法や盛土放置期間の修正などに全面的に活用し、無事工事を終了している。本報文は、泥炭性軟弱地盤における情報化施工法を主体に、地盤の性質を最大限に利用した高盛土緩速載荷工法に関して、設計から施工までの流れを、長期計測データをもとにとりまとめたものである。 |
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