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 鋼・コンクリート合成落石覆道の現場施工と性能評価実験

作成年度 2001年度
論文名 鋼・コンクリート合成落石覆道の現場施工と性能評価実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部上川道路建設事業所武内 敏行(TAKEUCHI Toshiyuki)
旭川開発建設部上川道路建設事業所稲葉 和寿(INABA Kazuhisa )
構造部構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
抄録
一般国道39号は旭川市を起点とし、網走市に至る主要幹線道路で、道北圏と北網圏を連結し経済・文化の交流および観光ルートとして重要な路線である。なかでも、本国道沿いに広がる上川町層雲橋地区は、大雪山国立公園にある景勝地として全国に知られており、一年を通じて北海道観光の要所となっている。しかし、本地区は石狩川の急流を挟んだ両岸に標高差200mあまりの熔結凝灰岩からなる柱状節理が連続する地形であり、この急崖斜面には露岩箇所が多く認められ、風化の進行や地震等の影響により落下する岩塊が道路に到達する恐れのある箇所については、これまで様々な防災対策が講じられてきた。本報文では、平成11~13年度の北海道開発局における技術活用パイロット事業として採用し本年完成した対策工である鋼・コンクリート合成落石覆道の施工結果をもとに、従来構造に対する施工性や経済性の検証、さらにその性能評価を目的として実施した重錘落下衝撃実験について報告するものである。
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