国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 温泉水を利用した歩道ヒーティングについて-整備効果とシステムについて-

作成年度 2001年度
論文名 温泉水を利用した歩道ヒーティングについて-整備効果とシステムについて-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
網走開発建設部 斜里道路総合事業所高須 敏裕(TAKASU Toshihiro)
網走開発建設部 斜里道路総合事業所伊藤 久徳(ITO Hisanori)
網走開発建設部 斜里道路総合事業所村田 直之(MURATA Naoyuki)
抄録
網走管内は、全国平均に比べて高齢者の割合が高く、その中でも小清水町は、清里町に次いで2番目に多い約20%が高齢者となっている。そのため、一般国道391号に面する小清水市街地の歩道ヒーティング工事は非常に強い要望があげられていた。一方、数多くの温泉がある北海道では、地域エネルギーの活用が望まれている状況にあり、小清水町でも地域エネルギーの有効利用を考慮し、温泉水を利用した歩道ヒーティング計画を検討してきたところである。そこで、今回の歩道ヒーティングの施工方法として、温泉水でヒートパイプを加熱し融雪する工法を採用し、平成12年度より工事を行っている。従来のヒーティングの熱交換方式は、発熱線を利用した電気式の工法が広く用いられているが、ヒートパイプによる工法を使用することにより、初期投資は大きいが、ランニングコストを大幅に低減し、維持管理も容易になるという利点があげられる。本報告では、このヒートパイプを利用した温泉ヒーティング工の計画概要、使用材料のしくみ、整備効果とシステムの妥当性についての検証結果を報告するものである。
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