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 橋梁上に架設されるシェルター構造の計画と設計-国道230号無意根大橋-

作成年度 2001年度
論文名 橋梁上に架設されるシェルター構造の計画と設計-国道230号無意根大橋-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
札幌開発建設部 札幌道路事務所坂野 俊一(未記入)
札幌開発建設部 札幌道路事務所佐野 敦志(未記入)
札幌開発建設部 道路建設課三田村 浩(MITAMURA Hiroshi)
抄録
無意根大橋は平成12年の大規模地滑りに伴い、橋脚防護工および緩衝工を施工している。緩衝工は薄別回廊入口近傍の橋梁山側に設置されたが、冬季においてP5防護工設置箇所に堆雪・吹き溜りによる通行車両の視程障害および雪害が発生した。このため飛雪シミュレーション解析を行い、シェルターを設置して視程障害・雪害を回避する事とした。シェルターは既設橋梁上に設置することと既設の回廊形状を考慮して薄肉構造が可能な鋼・コンクリートサンドイッチ構造を採用し、設計に際しては3次元有限要素法(FEM解析)により応力を検証した。また、既設橋は片持ち式RC箱橋であるため、桁の耐力改善を実施する必要があった。このため、桁先端付近に鋼製橋脚を設け片持ち梁形式から単純梁形式に構造を変更するとともに、ウェブ面のせん断補強としてアラミド繊維シートを、張出し部付け根部の応力緩和として桁内の外ケーブルにより補強した。本文では、スノーシェルターの計画・設計および既設橋梁の構造変更を伴う補強対策工について報告するものである。
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