国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 農業水利施設の機能診断調査について

作成年度 2001年度
論文名 農業水利施設の機能診断調査について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部農業開発第2課三崎 仁(MISAKI Hitoshi)
旭川開発建設部農業開発第2課吉澤 淳(YOSHIZAWA Jun)
旭川開発建設部農業開発第2課橋本 諭(HASHIMOTO Satoshi)
抄録
上川地域では、戦後の食料増産を背景に昭和24年の土地改良法制定以降、水田を主体としたかんがい施設及び排水施設の整備が進められており、これを基盤として昭和40年代初頭から実施されてきた各種圃場整備事業により、北海道の中核農業地帯として高生産農業が展開されている。しかし、事業完了から30年以上を経過した今日では、これら水利施設の老朽化が顕著となり、補修、整備に要する費用は、施設を維持管理する土地改良区の運営に大きな重荷となりつつある。また、老朽化による機能低下は、適正な取水、分水管理の障害となり、農業生産に与える影響は大きい。このため、今後水利施設の老朽化進行に伴う機能低下が拡大する前に、計画的かつ効率的に更新整備を進めることが重要であり、適正な更新時期を見極めるための基礎調査として、水利施設の整備・補修履歴、維持管理上の課題及び水利施設の現状を把握し、整備年次計画策定に向けた「広域基盤整備計画調査」を今年度より開始したところである。調査の初年度は、上川管内の対象地域として「道北地域(天塩川上流地域)」から「風連地区」、「石狩川地域(石狩川上流地域)」から「当麻永山地区」、「共栄近文地区」を選定し、水利施設の現状把握、現地調査における老朽化のランク付けを行う際の判定基準の設定とその判定結果について報告する。
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