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 家畜ふん尿スラリー散布時のアンモニア揮散

作成年度 2001年度
論文名 家畜ふん尿スラリー散布時のアンモニア揮散
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
農業土木研究室中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki)
農業土木研究室中村 和正(NAKAMURA Kazumasa)
農業土木研究室秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki)
抄録
酪農では、乳牛が排泄したふん尿を肥料として草地へ散布するが、その際、アンモニアが揮散する。ふん尿からのアンモニア揮散は貴重な窒素肥料分の減耗となるほか、環境への負荷となることが懸念されている。たとえば、大気中へ放出されたアンモニアは酸性雨の原因物質の一つとなるほか、土壌へ沈着したり湖沼や河川の水に溶けることで、土壌の酸性化や水質の富栄養化を引き起こす。それゆえ、揮散量の少ない施用法の研究が求められている。著者らは、今後の研究の進展に揮散のモデル化が必要であると考えており、現場条件下において短い時間間隔で揮散を測定する手法を開発した。本報では、2001年春の乳牛スラリー施用時にアンモニア揮散量を報告する。
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